Publications/業績
著書
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1.1991年9月:科学と権威主義、『科学とはなんだろうか』、木鐸社、141-178ページ。
2.1994年3月:批判的合理主義再考、『哲学思索と現実世界』、創文社、427-462ページ。
3.2000年9月:デュエム=クワイン・テーゼと反証主義
『批判と挑戦』、未来社、141-178ページ。
4.2006年:Can the Japanese Learn to Welcome Criticism Openly?,
Karl Popper A Centenary Assessment, edited by Ian Jarvie, Karl Milford and David Miller,
Ashgate, Vol. I, pp. 203-215.
5.2014年:Is Taisho Demokurashi the Same as Taisho Democracy?,
Japan's Multilayered Democracy, edited by Sigal Ben-Rafael Galanti,
Nissim Otmazgin and Alon Levkowitz, Lexington Books, chapter 3, pp. 37-51.
6.2017年:How can we attain both democracy and constitutionalism?, Encouraging Openness:
Essays for Joseph Agassi on the Occasion of His 90th Birthday,
Boston Studies in the Philosophy and History of Science,
edited by Stefano Gattei and Bar-am Nimrod, Springer, chapter 26, pp.305-318.
学術論文
1.1978年11月:認識論的誤謬、東京教育大学哲学研究会、『哲学論集』、第3巻、1-10ページ。
2.1982年12月:FALSIFICATIONISM VERSUS CORROBORATIONISM, 筑波大学哲学・思想学会、
『哲学思想論叢』、第1巻, pp. 67-78. typo修正版はここをクリック。
3.1984年2月:ポパーの批判的方法について、筑波大学哲学・思想学会、『哲学思想論叢』、第2巻、
25-35ページ。
修正版は、ポパー哲学会編、『批判的合理主義』第1巻、2001年9月、未来社、所収。
4.1985年1月:ポパーと社会主義、筑波大学哲学・思想学会、『哲学思想論叢』、第3巻、
15-27ページ。
修正版は、ポパー哲学会編、『批判的合理主義』第1巻、2001年9月、未来社、所収。
5.1987年9月:ポパーの反証主義の背景としてのマイモニデスの否定神学、社会思想史学会、
『社会思想史研究』、第11巻、93-103ページ。この個所をクリックすると拙稿を読むことができます(94-104ページ)。
修正版は、ポパー哲学会編、『批判的合理主義』第1巻、2001年9月、未来社、所収。
6.1988年2月:民族主義の倫理的一考察--K.R.ポパ-の民族問題に関する発言を手掛かりとして--、
『秋田大学教育学部研究紀要』、第38集、23-32ページ。
本稿は、1987年イスラエル大使館エッセイコンテスト入賞作品の加筆・修正版
7.1988年7月:境界設定と生活様式の問題、『秋田大学教育学部研究紀要』、第 39集、1-12ページ。
8.1989年2月:カール・ポパーとキリスト教、『秋田大学教育学部研究紀要』、第40集、17-25ページ。
「ポパーの宗教観:キリスト教・ユダヤ教・批判的合理主義」と改題し、
ポパー哲学会編、『批判的合理主義』第1巻、2001年9月、未来社、所収。
9.1989年3月:批判的合理主義とその展開、『秋田大学一般教育総合科目研究紀要 科学論I』、
97-110ページ。
10.1990年7月:批判的合理主義と伝統、『秋田大学一般教育総合科目研究紀要 科学論II』、
31-46ページ。
11.1990年12月:カインは追放されたのか、ペディラヴィウム会、『ペディラヴィウム』、
第32巻、18-24ページ。
12.1991年2月:ヤハウエとカイン -聖書における神義論の一考察 -、
『秋田大学教育学部研究紀要』、第42集、1-9ページ。
13.1991年11月:The Paradox of Corroboration 、日本ポパー哲学研究会、
『ポパーレター』、Vol. 3, No. 2, pp. 4-12.
14.1993年1月:『伝道の書』における知識論、『秋田大学教育学部研究紀要』、第44集、1-10ページ。
15.1993年3月:Coexistence of Internalism and Externalism, 筑波大学哲学・思想研究会、
『筑波哲学』、4号、 pp. 60-66.
16.1994年3月:隣人愛における個人主義の位置、
『秋田大学教育学部研究紀要』、第46集、1-8ページ。
17.1995年1月:神の存在・非存在を巡って、『秋田大学教育学部研究紀要』、第47集、1-12ページ。
18.1995年5月:文化衝撃から文化衝突へ、『秋田大学綜合基礎教育研究紀要』、2集、67-75ページ。
19.1995年3月: Moral Decision in Popper's Critical Rationalism, 科学基礎論学会、
The Annals of the Japan Association for Philosophy of Science, Vol. 8, No. 5, pp. 261-266.
20.1996年12月:メタ倫理学と批判的合理主義、『秋田大学教育学部研究紀要』、
第50集、13-23ページ。
21.1997年3月:批判的合理主義と汎批判的合理主義の齟齬:反証主義の視点から、
『秋田大学教育学部研究紀要』、第51集、19-26ページ。
22.1998年5月:デュエム=クワイン・テーゼとポパー、日本科学哲学会、
『科学哲学』、Vol. 31, No. 1, 85-99ページ。
23.2000年3月:Tolerant Rationalism, 科学基礎論学会、
The Annals of the Japan Association for Philosophy of Science, Vol. 9, No. 5,
pp. 245-254.
24.2002年3月:批判的合理主義と自由主義/保守主義:林健太郎のポパー論、
『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第57集、41-50ページ。
25.2002年8月:JAPAN IS STILL A TRIBAL CLOSED SOCIETY AND IT IS DIFFICULT TO TRANSPLANT
CRITICAL RATIONALISM IN IT、日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、
Vol. 14, No. 1, pp. 11-15.
26. 2002年8月:SURREPTITIOUS CHANGES IN JAPAN: AN EXAMPLE、日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、
Vol. 14, No. 1, pp. 20-23.
27.2006年1月;合理主義と権威主義、日本ポパー哲学研究会、
『ポパーレター』、Vol. 17, No. 2、1-7ページ。
28.2006年2月:Criticism and Surreptitious Changes, Learning for Democracy, Vol. 2, No. 1, pp. 49-58.
29.2006年6月;デュエム=ポパー・テーゼ、日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、Vol. 18,
No. 1、1-3ページ。
30.2006年10月: On Political Neutrality in Education, Learning for Democracy, Vol. 2, No. 3, pp. 73-77.
31.2008年3月:デカルトの物心二元論再考、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第63集、1-12ページ。
32.2009年3月:民主主義の自殺行為、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第64集、33-44ページ。
33.2010年3月:民法,祖先祭祀条項に関する倫理的一考察、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、
第65集、19-32ページ。
34.2011年3月:大虐殺の教訓、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第66集、11-21ページ。
35.2012年3月:心理学と科学方法論:ポパーと二人の心理学者(K.ビューラー.A.アドラー)、
『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第67集、57-66ページ。
36.2013年3月:ポパーの宗教観再考、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第68集、103-118ページ。
37.2013年7月:「人類の合理的統一」というポパーの理念に照らして、
小河原誠著『宗教的知識教育の理念と方法――批判的合理主義の観点から――を読む、
日本ポパー哲学研究会、『批判的合理主義研究』、Vol. 5, No. 1, 43-60ページ。
38.2013年12月:ミラーとバートリーの争点とポパーの「非合理な理性信仰」について、
日本ポパー哲学研究会、『批判的合理主義研究』、Vol. 5, No. 2, 6-9ページ。
39.2014年3月:宗教的中立性の原則からみた宗教教育について、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、
第69集、27-35ページ。
40.2016年3月:秘密裡の変更に抗して:批判主義的伝統の試金石、
『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第71集、37-49ページ。
41.2017年3月:相対主義と相対化主義、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第72集、31-35ページ。
42.2018年3月:合理性の諸相、『秋田大学教育文化学部研究紀要』、第73集、59-68ページ。
43.2021年7月:ポパーのユダヤ的背景、日本ポパー哲学研究会、『批判的合理主義研究』、Vol. 12, No. 1, 7-18ページ。
44.2023年7月:当為と可能の関係再考、日本ポパー哲学研究会、『批判的合理主義研究』、Vol. 14, No. 1, 7-17ページ。
その他
1.1977年11月:認識論からみた早期英語教育、『現代英語教育』、11月号、大修館、40ページ・
2.1989年5月:アブラハムは義人か、東北哲学会、『東北哲学会年報』、5号、53-55ページ。
3.1990年3月: 二つの黄金律、比較思想学会、『比較思想研究』、16巻、245-247ページ。
4.1992年2月:「空の空」は全面否定か、比較思想学会、『比較思想研究』、18巻、
139-142ページ。
5.1993年5月:京都賞に関するアガシへの報告およびその返信(英文)、日本ポパー哲学研究会、
『ポパーレター』、Vol. 5, No. 1、24-26ページ。
6.1996年3月:啓示宗教における権威主義的構造、比較思想学会、『比較思想研究』、22巻、
150-153ページ。
7.1997年4月:キリスト教とユダヤ教における自由論、東北哲学会、『東北哲学会年報』、13号、
53-54ページ。
8.1997年5月:約束主義的解釈と約束主義的戦略、日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、
Vol. 9, No. 1、11-13ページ。
9.1999年12月:吉田論文で言及された拙稿批判について、日本ポパー哲学研究会、
『ポパーレター』、Vol. 11, No. 2、33-34ページ。
10.2000年3月:高等学校教科書のユダヤ教に対するキリスト教的偏向について、比較思想学会、
『比較思想研究』、26巻、37-41ページ。
11. 2002年8月: マスグレーヴ事件:批判的合理主義の観点から、日本ポパー哲学研究会、
『ポパーレター』、Vol. 14, No. 1、2-4ページ。
12. 2006年1月: 偽として排除するということ、日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、
Vol. 17, No. 2、24-25ページ。
13. 2008年3月:「愛国心」概念の転換に向けて ―明治憲法体制下の教育によって形成された
「愛国心」概念の払拭―、比較思想学会、『比較思想研究』、34巻、29-32ページ。
事典等
1.1994年4月:ユダヤ教、『世界宗教総覧』、新人物往来社、338-43ページ。
2.2003年1月:「誤り」が科学の大発見を生む、『本』28(1)、講談社、50-52ページ。
3.2007年11月:帰納法その他4項目、『イギリス哲学・思想事典』、研究社、93-96ページ、等。
翻訳
1.1991年8月:シュムエル・ヨセフ・アグノン、「卓越したソロモンの知恵」、
日本語版『アリエル』第3号、イスラエル大使館、5-17ページ。
2.1985年4月:T. S. クーン、「発見の論理か研究の心理学か」、「私の批判者たちついて考察」、I.-ラカトシュ、A. マスグレーヴ編、森博監訳、『批判と知識の成長』、木鐸社、9-39, 323-387
3.1998年6月:カール・R・ポパー、「第3章 理性か革命か」、「第4章 科学――問題、目的、責任」、
カール・R・ポパー著、M・A・ナッターノ編、ポパー哲学研究会訳、『フレームワークの神話:
科学と合理性の擁護』、未来社、120-201ページ。
4.2001年3月:ブライアン・マギー、『哲学と現実世界:ポパー哲学入門』、
恒星社厚生閣、166ページ。
5.2001年6月:モーリス・フィノシャーロ、「科学における批判、推論、判断」、
日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、Vol. 13, No. 1、35-48ページ。
6.2002年12月:ヨセフ・アガシ、『科学の大発見はなぜ生まれたか』、講談社、267ページ。
紹介文:立花希一、「誤り」が科学の大発見を生む、読書人の雑誌『本』、講談社、2003年1月、50-52ページ。
7.2004年10月:J. ヴェッテルシュテン、「ラカトシュの科学哲学」、
日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、Vol. 16, No. 1、13-30ページ。
8.2007年1月:ハイアム・マコービイ、『バルセロナの宮廷にて:ユダヤ教とキリスト教の論争』、
ミルトス出版、163ページ。
9.2010年6月:J. アガシ、「通俗的なポパー批判者たち:クーン、ファイヤアーベント、ラカトシュ」、
日本ポパー哲学研究会、『批判的合理主義研究』、Vol. 2, No. 1, 7-23ページ。
10.2013年7月:ポパー、神について語る:エドワード・ツェリンのインタビュー(1969年/1998年)、
日本ポパー哲学研究会、『批判的合理主義研究』、Vol. 5, No. 1, 40-43ページ。
11. 2024年7月:ヨセフ・アガシ、『父が子に語る科学の話:親子の対話から生まれた感動の科学入門』、講談社ブルーバックス、301ペページ。翻訳6.『科学の大発見はなぜ生まれたか』の新装版。
書評
1.1988年12月:「書評、Mark Amadeus Notturno, Objectivity, Rationality and the Third Realm:
Justification and the Psychologism A Sudy of Frege and Popper」、
科学基礎論学会、『科学基礎論研究』, Vol. 19, No. 2, 55-56ページ。
https://doi.org/10.4288/kisoron1954.19.2_109
2.1990年11月:「書評、The Gentle Art of Philosophical Polemics: ポパーは倫理的実在論者か」、
日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、Vol. 2, No. 2, 14ページ。
3.1994年6月:「書評、『開かれた社会の哲学』」、
日本ポパー哲学研究会、『ポパーレター』、Vol. 6, No. 1, 14-15ページ。
4.1995年12月:「書評, Malachi H. Hacohen, The Making of the Open Society: Karl Popper,
Philosophy and Politics in Interwar Vienna, U. M. I. Dissertation Information Service」、日本ポパー哲学研究会、 『ポパーレター』、Vol. 7, No. 2, 41-42ページ。
5.2014年10月:「書評、理性による人類の統一に向けて」、カール・ポパー著、
ジェレミー・シアマー、ビアズ・ノーリス・ターナー編、
神野慧一郎・中才敏郎・戸田剛文監訳、『カール・ポパー 社会と政治』、
ミネルヴァ書房、2014年、『図書新聞』、3178号、2014年 10月11日、3ページ。